2016年02月27日

加減

自分自身の力量に合わせて加減を調整する。

心に足りないものがあれば加える。

心に余計なものがあれば減らす。

これを蔑ろにすることを「いい加減」と云う。

加えなくとも良いことを加え、

減らすべきことを減らさない。

この加減は普段から自分自身の心が持つ力量や資質を、

観て判断し、調整しなければならない。

だが、このことを考えない人間の方が多い。

それでも生きてはいけるが、心の加減が出来るとすれば、

人生に無駄が少なくなる。

人生における「為すべきこと」が出来ない理由に、

初めから「これは難しい」と自分が出来ない言い訳がある。

出来ないのは当たり前、難しいのも当たり前、言い訳にはならない。































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Posted by mariyoko233  at 12:23Comments(0)生活

2016年02月24日

波間の子守歌

石ころ溢れる海岸線の
波に洗われて砕けながら
小さくなった砂の間
転がりながら抱かれていくよ
大海原は何もかもをその懐にしまい
抱きしめては揺らす
遠くから聞こえる子守歌
それは誰かの心

尖る心も揺らしておくれ
砕けて波に乗せておくれ
溶けて流れて
寄せて寄せられて
私ン心も抱きしめておくれ

いつの日にか変わっていくのだろう
今日目にした海岸線
幾億年の子守歌
海の心は変わりなくとも

尖る岩が波間へと消えて
ようやく安らぎに眠れる日には
海に抱きしめられた
岩の名残の珊瑚礁
もう闘わなくても良いんだね

































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Posted by mariyoko233  at 11:52Comments(0)生活

2016年02月18日

劣等感 

人間ならば劣等感や優越感を持つ。

自分が劣っていること、優れていることを他人と比較して、

自分自身の心の置き場を考える。

しかし、それぞれが強過ぎると、

心が落ち着かず、他人を批判し易くなる。

この比較によって心の落ち着き場を見出す。

誰しもが持つ劣等感や優越感を言動にするか否かで、

人間性が大きく異なり、

その人間性がその人の徳性まで表す。

仁徳はそれぞれの感情を言動にせず、

心の中で止め、他人に嫌な思いをさせないことである。

仁徳の基本「恕 じょ(己が欲せざるところ、人に施すなかれ)」、

自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない。

この恕が心を豊かにして、自分の心を落ち着かせる。































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Posted by mariyoko233  at 12:02Comments(0)生活

2016年02月14日

竹の幹は空っぽ。

しかし、その間に節がある。

漢字と云う哲学には竹の字が多い。

礼節、節度、節約、節制など、

自分を正す為の「節」。

節を守る為にも、心の中は常に空っぽにする。

竹は殺菌効果や消臭効果などにも優れる。

心の汚れ、心の臭さなどを防ぐにも、

心の節が大事である。

折れ難いがしなやかでもある。

まさに人の心は「仁徳如竹」。

「仁徳は竹の如し」であり、竹こそ心の理想である。

竹は生活用具にもなる、神事や仏事にも使われ、

日本の伝統文化や伝統芸能にも多く使われる。































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Posted by mariyoko233  at 12:16Comments(0)生活

2016年02月04日

菜種雨

雨が濡らしに落ちてくる
大地の守りたい多くの命の元へ
その心を知って居る科のように
静かに命が深呼吸をする

今生きて居る者は木陰で眠り
もう生きて居ない者は
雨音を子守歌にして永久の眠りへと旅立つ
何億年 雨の心は絶え間なく
何億年 雨は包み込む

石積みの上でカタツムリは卵を抱いている
タンポポは堅いつぼみを膨らませた
去年の記憶を手渡された
新しい命の誕生がもう目の前

仕事の合間の休憩
雨上がり虹が架かる
水たまりに産み付けられた卵が
いっせいに命を作り始めたのはついさっきの事
それは食べる運命の者と食べられる運命の者達
生と死がひしめき合う

誕生の為の死を繰り返す大地
癒やしの言葉のように
菜種雨が静かに大地を包む





























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Posted by mariyoko233  at 11:41Comments(0)生活